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経営と人材育成
将来の後継者の資質と行動特性

将来の社長後継者をどう育てるか、どういう基準で選別するか、は経営者が果たさなければならないもっとも大切な使命の一つであることは言うまでもありません。

マルタス エグゼクティブ コンサルティングではクライアント企業のご要望に応じて「後継者育成対策のご提案」をさせていただいていますが、その前提として「将来の後継者候補者が有すべき基本的な資質とコンピテンシー(行動特性)」を以下のように定義づけております。

1. 将来の後継者の核になる4つの基本的資質
1. 企業が将来進むべき方向を決定する能力
2. 組織全体を進むべき方向にむけて結集する能力
3. 前進するエネルギー
4. 人の能力開発への熱意
2. 将来の後継者に期待される5つの コアとなる行動特性 Core-competencies
  行動特性 具体的な行動事例
方向を決定する能力 戦略的な思考と洞察力
Strategic thinking
先を見る洞察力があり、これから何が起きるのかを予測する。将来に備え何をすべきかを判断し、将来のビジョンを創造し、戦略をたて、決断し、実行に移す。
鋭いビジネス感覚
Business acumen
ビジネス感覚があり、利益をうみだす仕組みを見つけ出す。問題や課題をコスト、利益、市場、および付加価値の視点からとらえ、収益力と株主価値を高める。
グロ-バルな変化への対応
Coping with Globalization
グルーバルな市場の構造を理解し、複雑で多様な変化を予測し、先手を取って適切に対応する。現状の打破や業務改革の必要性を分析し、先見性をもって判断し、決定したことについて断固たる行動を起こす。
組織全体を結集する能力 人を奮い立たせ動機付ける
Motivating and inspiring
ビジョンの実現や困難の克服に向けて、人を励まし、勇気付け、説得し、あるいは感動をもたらして、組織メンバーを動かす。あるいは行動の変化を引き起こす。
計画性と組織化
Planning and organizing
ビジョンと目標を明確にし、人的および有形無形のリソースを組織化し、有効に組み合わせて最大の結果を出す。人とチームワークを信頼し、協力して物事にあたらせる。
 
尚、上記の基本的資質や行動特性のほかに、人柄、パーソナリティー、あるいは価値観等についての考察も欠かせません。
干場 2009年6月
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